Z-CAN 秋の風物詩!お月見の豆知識

早くも夏の終わりが近づいてきましたね。夏のイベントは楽しみましたか?
さて、今回は秋に楽しむお月見について紹介します!
お月見のはじまり
お月見は奈良~平安時代に中国から伝来した習慣だということをご存知ですか?意外と古い習慣なんですね!
貴族から庶民に広がったのが農作業の時期だったため、農作物の豊作の祈願や収穫を感謝する行事となったようです。
お月見にお供えするススキやお団子にも一つ一つ意味があり、ススキは月の神様の依代とされ、お団子はお米の収穫の感謝や健康・幸福の祈りが込められています。
更に、ススキは魔除けにもなることから、お月見でお供えしたススキを軒下飾ると1年間健康に過ごせるとも言われています!
今では月を眺めて杯を交わすような印象ですが、元は実りに感謝する行事だったのですね(^o^)
お月見は十五夜だけじゃない!
名月と言えば中秋の名月(旧暦8月の十五夜)ですよね。
実は、これの次に綺麗と言われ名月の1つとされているのが、旧暦9月の十三夜なんです。
この両方の名月を併せて二夜の月と言い、江戸ではどちらか一方のお月見をするならもう片方も同じ場所でお月見しなければ縁起が悪いと考えられるようになったそうです。
地方ではこの習慣がないところも多いようですが、みなさんの地域ではどうでしょうか?
今年の十五夜と十三夜は?
今年の十五夜は9月15日(木)、十三夜は10月13日(木)です。
意識せずに過ごしてしまいがちな風習ですが、今年はお供え物をしてお月見を楽しんでみてはいかがでしょうか!

情報提供

快適な住まいと、生活の知恵を大切に!
生活応援隊の皆様、ありがとうございました!