Z-CAN この夏ご注意!熱中症の予防と応急処置
夏になると心配ですよね、熱中症。ここ数年、熱中症とみられる症状で病院などに搬送されるケースは増加傾向にあります。日頃からの熱中症の予防と、万一のときの応急処置方法を知って備えておきましょう。 |
熱中症とは?
熱中症とは、日射病・熱射病などの総称で、体温を調整する機能がコントロールを失い、体温が上昇、機能障害を起こしてしまう状態です。 本来わたしたちの身体は、汗を蒸発させることで体温を下げていますが、気温・湿度の上昇や、水分不足などにより、発汗による体温調節ができなくなることがあります。重症化すると、頭痛、めまい、嘔吐、さらにひどくなると意識障害を起こすこともあり非常に危険な状態なのです。 |
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日頃から気をつけよう!熱中症の予防
こまめに水分補給 人間の身体は、体重の2%の水分が失われると脱水状態となり、のどの渇きを感じ始めます。水分は一度にたくさん飲むのではなく、コップ1杯程度を複数回にわけて摂取するようにしましょう。発汗により塩分などのミネラル分も失いますので、スポーツドリンクや麦茶などで水分補給するようにしましょう。 |
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屋内でも危険な場合も 夏の日中は、密閉された部屋や車内、直接日差しが差し込む場所の場合、気温が屋外よりも上昇することがあります。部屋の通気をよくする、扇風機や冷房機器を使用するなど、室温を下げるための工夫をしましょう。 また、幼児や高齢者、体調がすぐれない人などは、熱中症にかかるリスクが高いとされています。とくに子どもの場合などは、自分では気づかない場合もありますので周りの人の注意も必要です。 |
熱中症になってしまったら…
万が一熱中症になってしまったときのために応急処置の方法を知っておきましょう。まずは体温を早く下げることが重要です。クーラーのきいた室内や風通しのいい木陰など、涼しい場所に避難させましょう。冷たいタオルで体を拭いたり、首周り、脇の下を冷やすことも効果的です。 同時に水分とミネラルの補給も行いましょう。 意識障害などを起こしている場合は救急車が到着するまで、応急処置を続けましょう。 |
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情報提供 |
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