Z-CAN ゲリラ豪雨にご注意

ここ数年、夏になると天気予報やニュースでよく耳にするようになった「ゲリラ豪雨」という言葉。ものすごい大雨のことというぐらいは知っていると思いますが、注意すべき点もたくさんあることをご存知ですか?
「ゲリラ豪雨」=「局地的大雨」
そもそも「ゲリラ豪雨」という気象用語はありません。予測が難しい突発的な積乱雲の発生による局地的な豪雨のことを、わかりやすく名づけた俗称です。天気予報や気象庁の発表の際には「局地的大雨」といった言葉を使いますね。
気象庁では「急に強く降り、数十分の短時間に狭い範囲に数十mm程度の雨量をもたらす雨」とされています。1時間の雨量が20mmを越えると傘をさしていても濡れるといわれていますが、ゲリラ豪雨の場合多い時では100mmを越えることもあります。
落雷の危険性
ゲリラ豪雨は視界を奪われたり身動きがとれなくなるほどの激しい雨の他に、落雷にも注意が必要です。雷の音が近づいてきたら、速やかに安全な場所に避難しましょう。
バスや電車などの内部は比較的安全な空間です。木造建築の内部も安全ですが、電流は金属を伝わるため、念のため電気器具などからは1m以上離れるようにしましょう。
水の事故発生の危険性
ゲリラ豪雨による被害は降雨そのもの以外にも、短時間にたくさんの雨が降ることにより河川などで水の事故が発生しやすくなります。短い時間で川の水位があがるため、付近で遊んでいた人が流されてしまう事故が多発しています。
また局地的に雨が降るため、川の上流でのみ降った雨によって、下流の水かさが一気に上昇することもあります。晴れている時でも、水辺で遊ぶ際はゲリラ豪雨の情報に注意をしておく必要があります。

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