Z-CAN いざという時のために… 災害時の連絡手段

東日本大震災発生から早一ヶ月。被災地では地震発生直後から大規模な停電・回線規制により、一般電話が繋がりにくい状態が続きました。
いざという時のために、通常の方法以外の連絡手段を確認しておきましょう。
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災害伝言ダイヤル・171

災害時に家族や知人の安否確認・自分の無事を伝えることができるサービス「災害伝言ダイヤル・171」。今回の震災で知ったという人も多いのではないでしょうか。
伝言を残す側も、聞く側も方法を理解していないと役に立ちません。事前に打ち合わせして、お互いが理解できている状況にしておくことが大切です。

・被災者が伝言を残す方法
「171」にダイヤルし、「1」をプッシュ。続いて「000-000-0000(自宅電話番号)」をプッシュ
・伝言を聞く方法
「171」にダイヤルし、「2」をプッシュ。続いて「000-000-0000(被災者の自宅電話番号)」をプッシュ

公式サイト
・災害用伝言ダイヤル(171) NTT東日本 http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/index.html
・災害用伝言ダイヤル(171) NTT西日本 http://www.ntt-west.co.jp/dengon/

携帯電話会社の「災害用伝言板」

携帯電話キャリア各社では大規模な災害の際に「災害用伝言板」を開設しています。
災害用伝言板では、安否情報やメッセージを登録することができ、他社携帯電話やパソコンから確認することができます。

※2011年4月20日現在、下記携帯キャリア各社とも伝言板を運用しています。
・NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/
・au KDDI http://www.au.kddi.com/
・ソフトバンクモバイル http://mb.softbank.jp/mb/customer.html
・ウィルコム http://www.willcom-inc.com/ja/index.html
・イー・モバイル http://emobile.jp/

災害時に強いと注目される「インターネット電話」

混乱のため電話がつながらない地域でも、ネット接続が使える場合は「Skype(スカイプ)」などの「インターネット電話」でなら連絡がとれるかもしれません。一般電話とは通信方法が異なるため規制がかかりにくい、というのがその理由です。
接続は無料、相手もSkypeを使える必要がありますが、手段のひとつとして用意しておいてはいかがでしょうか。
・Skype(スカイプ) http://www.skype.com/intl/ja/home/