Z-CAN 台風への備え

夏から秋にかけてやってくる「台風」。みなさんは災害時の対応について家族で話し合ったことはありますか?非常用品などの準備はしてみえますか?
今月は、これからやってくる台風の季節に備え、注意しておきたい事についてお話したいと思います。

台風接近前の準備
  • 窓はしっかりとカギをかけ、雨戸を閉める。
  • 風で飛ばされそうな物を固定したり、家の中へ格納する。
     (植木、物干し竿、洗濯ばさみ、ハンガーなど)
  • 側溝や排水口、雨どいは掃除して水はけを良くしておく。
  • 災害時の備蓄
  • 水の確保(3日分)
      飲料水(ペットボトル)やお風呂に水を張るなどして生活水を確保しておく。飲料水は1日に1人3リットルが目安。
  • 非常食(3日分)
    • ビスケット、板チョコ、乾パン、缶詰、レトルト食品など。
  • 非常用持ち出し品の用意
    • 飲料水、非常食、懐中電灯、携帯ラジオ、現金、ローソク、マッチ、予備の乾電池、レジャーシート、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、レインコート、ポンチョ、ポリ袋、タオル、着替え、筆記用具、スマホの充電器、携帯トイレ、軍手、ホイッスルなど。
    その他確認しておきたいこと
  • 自宅や勤務先からの避難場所や避難経路を確認しておく。
    • お住まいの市町村で配布しているハザードマップで確認するのがおすすめです。
  • 安否確認の方法を家族で話し合う。
    • 例えば、「171」災害用伝言ダイヤルを利用する。「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できる。
      覚え方「わすれていない?(171)災害伝言ダイヤル」
  • 天気予報のチェック
    • 台風は地震と違って突然やってくるものではありません。日頃から気象情報などをチェックしておきましょう。
    「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示」の違い
  • 「避難準備・高齢者等避難開始」拘束力:弱
      避難勧告や避難指示を発令されることが予想される場合に発令。避難の準備を呼びかけるもの。高齢者、要援護者など避難に時間がかかる人に早めの避難を促す。
  • 「避難勧告」拘束力:中
    • 災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に発令。対象住民に避難を勧めるが強制するものではない。
  • 「避難指示」拘束力:強
    • 避難勧告発令後、さらに状況が悪化し、災害による人的被害の危険性が非常に高まった場合や人的被害が発生した場合に発令。避難勧告よりも強制は強い。

    台風が接近したら、用水路や海岸の見回り、屋外の作業等は絶対しないでください。大変危険です。
    以上、「台風」についてのお話でした。

    情報提供

    快適な住まいと、生活の知恵を大切に!
    生活応援隊の皆様、ありがとうございました!