Z-CAN 1月の記念日 1月9日は「とんちの日」

みなさん、年末年始はどのように過ごされますでしょうか?
ご家族でのんびり過ごしたり、国内や海外旅行へ行かれる方も多いかもしれませんね。

さて、1月の記念日と言えば、国民の祝日である元旦や、第二月曜日の「成人の日」以外にも、たくさん記念日があることはご存知でしょうか?

そんな「たくさんの記念日」の中で、今回は1月9日についてご紹介してみたいと思います。

1月9日は「とんちの日」

1月9日はとんちで有名な一休さん(一休宗純)の「いっ(1)きゅう(9)」にちなんで「クイズの日」「とんちの日」とされています。日本記念日協会にも認定されている、立派な記念日です。

今回は、皆さんがよくご存知の一休さんのお話と、年末年始に使える(?)とんちが効いたクイズをご用意しました。頭を柔らかくしてチャレンジしてみて下さい♪

一休さんってどんな人?
一休さんは、室町時代に実在した僧侶、臨済宗の一休宗純の愛称です。アニメでは親しみのあるキャラクターとして描かれていますが、実際の一休さんは、破天荒で自由奔放だったとして伝えられています。
当時仏教の戒律で禁止とされていた食肉や飲酒をしたり、悟りを開いた証である大切な印可証を焼き捨てたり、さらに女人禁制の僧侶の身でありながら女性と結婚し子供までもうけてしまう型破りなお坊さんだったようです。僧侶らしからぬその行動には世の中の矛盾や仏教権威を批判する強い精神が込められていたとも言われています。
そんな人間味溢れる自由奔放な一休さんの姿は、時代を超え今もなお人を魅了し続けているのかもしれません。
屏風の虎退治
その破天荒な生涯の中で、様々な説話を残した事から、江戸時代に説話『一休咄』が作られます。その中でも一休さんの代表的なとんち話の中に「屏風の虎退治」があります。

ある日、将軍足利義満は、一休さんを呼び「屏風に描かれている虎が、夜な夜な屏風から出てきて城中を歩き回り困っている。捕まえてくれないか?」と無理難題を持ちかけました。
一休さんは「わかりました、捕まえましょう。」と言って捕まえる準備を始め、「準備が整いました。屏風から虎を出してください。」と将軍に要求しました。
将軍の無理難題を逆手に取った一休さんの見事なとんちに将軍はさぞ感服したというお話です。

次は一休さんのとんちと、1月9日「クイズの日」にあやかって、簡単なクイズをご用意しました。答えは一番最後の欄に掲載しています。何問解けるか是非挑戦してみて下さい♪

第一問
動物園で、園内の動物を順番に数えていきました。
17番目の動物は、ひっくり返ったまま、起き上がりません。
さて一体この動物はなんでしょう?
第二問
あなたはバスの運転手です。
最初のバス停で小さな子連れのお母さんとサラリーマンの男性が乗ってきました。
次のバス停では老人と女性が乗り、3つ目のバス停では学生4人組が乗ってきて、1人降りました。
さて、バスの運転手は何歳でしょう。
第三問
3人の気象予報士に明日の天気の予想を聞くことにしました。
気象予報士は、それぞれ次のように答えました。Aさん 「私の予想は70%も当たります」
Bさん 「私の予想は50%当たります」
Cさん 「私の予想は20%しか当たりません」

さて、一番高い確率の予想をする気象予報士はだれでしょう?

いかがでしたでしょうか?
クイズの答えを聞くと、案外簡単な答えですが、その簡単な答えに行き着くまでに頭を柔らかくして考えないとなかなか解けないですよね。
クイズって、小さいお子さんが楽しむものというイメージもありますが、大人が解いても十分楽しめるものです。
クイズのように発想力が必要なクイズで脳を鍛えると、普段の日常会話での会話力も向上すると言われていますよ(^^♪。

  • 第一問の答え
    ライオン。英語にすると「LION」。これをひっくり返すとNO17になります。
  • 第二問の答え
    あなたの歳
  • 第三問の答え
    C(逆にしたら80%)

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