家庭の中で子どもにお金の教育を始めるのにぴったりなのが「おこづかい」です。
おこづかいを渡し、おこづかい帳をつけながらのお金のやりくりを子どもに任せてみましょう。
この「おこづかい」からどんな力が身につくのでしょうか
- お金を管理する力が身につきます
- やりくりする力が身につきます
- ものを大切にする力が身につきます
- 我慢することができるようになります
- 選択する力が身につきます
おこづかいを管理し「買う」「買わない」「後で買う」「貯める」を自分の力で選択します。
おこづかいの中に学校で使う文房具を買うことを任せてみたら、必要なものと欲しいものの違いがわかり、また、ものを大切にする心をはぐくみます。
みなさんの家計でも毎月のお給料の中で必ず必要なお金があるはずです。
食費にしても必ず買わなければなりません。
いかに冷蔵庫の中の食材を腐らないように料理しようかなど考えますよね。
限られたお金のなかからやりくりしているはずだと思います。
欲しいものと必要なものとは違うのです。
おこづかいという限られたお金の中で、必要な文房具を買い、お金を貯めて欲しいものを買う。
欲しいものが本当に欲しいものなのか、どこで買ったらいいのか、一生懸命考えます。
将来、賢い消費者になるための練習を「おこづかい」で学びます。
やりくりするためにはおこづかい帳への記入はとても大切です。
書くことによってふりかえり反省する時間ができます。
また、おこづかい帳をみればお子さんの生活がわかります。
子どもたちは経験を通して成長していきます。
いくつもの失敗をしてどんどんかしこくなっていきます
手をかけるのではなく
子どもたちに経験をする場を作ってあげることが私たち親がするべきことなのではないかなと思っています。
おこづかいは生きる力を学ぶことができるのです