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暮らし 自然を感じる創作オブジェ
あなたも流木や自然の素材でアートしてみませんか?
流木や自然素材等を使用してアート制作活動をしている「木游人(きゅうと)」井谷うらんの『簡単!自然アート制作教室』第1弾!

流木等で作るインテリア時計

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伊勢湾に面した三重県に住む私達は、海や浜辺を身近な自然として親しんできましたが、子供の頃はよく行った海水浴も、最近トンとご無沙汰という方も多いと思います。海や浜辺が汚くなって泳ぐ気がしなくなり、仕事に追われてノンビリ海を眺めに行く事もなくなってしまいましたか?
でもまだまだ海も捨てたモンじゃありません。これからの季節、朝日に照らされた浜辺をポチでも連れて散歩するのも爽快ですよ。
浜辺には、自然が作った美しい形の流木やら、キラキラ輝くシーガラスや貝殻等が海と溶け込むように漂っています。
脳のトレーニングゲームもいいですが、たまには自然の物でアートなどして、モノを作る楽しさを味わい、右脳を活性化させてください。
今回は、浜辺で拾った、流木やシーガラス等を使ってインテリア時計を作ってみましょう!


用意するモノ

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  • 流木/数本
    (必ず事前にきれいに洗って乾燥させておく。乾燥したらニスや透明ラッカー等を塗っておくと表面が保護され、きれいな仕上がりになります。)
  • 貝殻やシーガラス(葉っぱや小石等でもGood!)
  • 時計のパーツ(ムーブメントと針は、百円ショップ等でも売っています)
  • 端材
    (ベニヤ板などでOK。但しムーブメントの中心軸の高さの半分ぐらいの厚みでないと針が付けられないので要注意!)
  • 和紙(英字新聞や布などもおしゃれかも?)
  • のり、接着剤、両面テープ、ドリルやねじ回しなどの工具類と木ねじ


作り方

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  1. 時計盤になる板の中心に時計パーツの中心軸が入る穴をドリルであける。
  2. 表に、板より一回り大きく切ったお好みの和紙をのりなどでシワが出来ないように貼り、時計軸用に空けた穴をボールペンの先などで押さえるように破り、乾かしておく。
  3. 拾ってきた流木の中で、板に合うようなサイズの流木を置いてみる。そのままではサイズが合わなければ、ノコギリでカットしたりして、出来上がりをシュミレーションする。(流木は板と2カ所以上接地する面がある方が良い)
  4. 形が決まったら、両面テープなどで仮止めして、なるべく板の角が隠れるように、裏から1本の流木に対して2カ所ぐらい、流木を突き破らない長さの木ねじで止めてゆく。
  5. 四隅を流木で囲ったら、中心の穴に裏から時計のムーブメントを差し込み、表から針を部品の説明書通りに取り付ける。
  6. 貝殻や、シーガラス等を文字盤の位置に接着剤で付けて完成。(きっちりした性格の方は、円を12等分割して角度を正確に決めましょう。私は雑な性格なので、だいたいの位置です(^0^)

    絵心のある方は、ベニヤ板に直接絵を描いたりしてもステキですね。
    もちろん、電池を入れなきゃ動きませんよ〜〜
    あなたの感性とアイデアで、世界でひとつだけのアートなインテリア時計が出来ました。プレゼントなどにしても喜ばれること請け合いです。
    今日からあなたの暮らしに、自然の癒しが時を刻みます。

お知らせ

創り人集団「木游人(きゅうと)」のミニ作品展が、4月22日から6月30日迄
松阪市の「みえこどもの城・ミニ美術館」で開催されます。見に来てね。

情報提供
木で漂いながら自然と遊ぶ
井谷 うらん
木游人URL→http://www.cute-mie.net
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