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暮らし ネクタイって、本当にジャマ者?
この夏実施された『クールビズ』にともない、ノーネクタイ運動が徐々に定着してきました。
どこからともなく「もともとネクタイなんて必要ないんじゃな〜い?」なんて声までちらほら。
さて、さて、ネクタイって、本当にジャマ者なのでしょうかね?
今回は、その『ネクタイ』についてお話しましょう。
イメージ写真

ネクタイって何?

首や衿に巻いたり締めたりするアクセサリーです。
はい。愚問でした。 これはみなさん、ご存じですよね(笑)

起源は?

紀元前50年頃ローマです。
街頭弁論の時に知的さをアピールしたり、のどを大切に守るために首に巻きつけた布から始まったようです。

ん? 知的さをアピール?
確かに、今でもネクタイもして、スーツをビシッと着こなしている姿は『知的』そのものですよね。

締めるようになったのは、いつ?

2世紀初頭ローマ兵士の誇りをこめた防寒用のウールのネッククロスがネクタイのルーツになるようです。

今の形におちついたのはいつ頃?

19世紀頃、メンズファッションの主流がフランスからイギリスに移り『ネクタイ』という言葉が使われるようになりました。
1850年代に蝶ネクタイ、1870年代にアスコットタイ、そして1890年頃現在の大剣と小剣からなる結び下げのフォア・イン・ハンドタイが登場しました。
現在のスタイル『フォア・イン・ハンド』は四頭立ての馬車の御者が使いやすい様に考え出されたと言う説、イギリス紳士オスカー・ワイルドによって創案されたと言う説、などなど諸説紛紛です。

最後に

『ノーネクタイ』はラクでいいのですが、時と場合によっては、窮屈なネクタイも『ラク』より価値の高い効果をもたらしてくれることもあります。

起源から見ると、ネクタイを締める目的は自己アピールのためのツールであったり、防寒であったりと、実にさまざまではありますが、これほどの永きに渡り支持され続けてきた『ネクタイ』のこと、もう一度、考えてみませんか?

同じスーツでも、ネクタイを少し変えるだけで、いつもとは違った印象を与えてくれます。
なんとなく締めるのではなく、自分らしさをアピールする方法のひとつとしてネクタイを考えてみると、また違った楽しみも生まれてくるのではないでしょうか?

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