2024年1月放送内容

第百八十回 「 芭蕉と伊勢 」

伊賀に生まれた松尾芭蕉、俳諧の道一筋に歩み、彼により俳諧は文学として確たる位置を占めるに至ったと言っても過言ではありません。後半生は旅に明け暮れ「野ざらし紀行」「更科紀行」そして有名な「奥の細道」などの作品を生み出しました。故郷伊賀を愛し、たびたび帰ってきましたが、伊勢への思い入れも深く生涯に5度伊勢へ来ています。「奥の細道」終焉の地、大垣で「蛤のふたみにわかれ行秋ぞ」と詠みご遷宮を奉拝するために伊勢に向かったことは有名なことです。今回は日本が生んだ世界的文学者芭蕉の生涯と伊勢とのかかわりをご紹介します。

放送日時

1月1日~15日 8:45~、19:45~ほか