4月放送内容

4月1日~15日放送 「国宝と重文のお寺高田本山専修寺」〜清明の頃〜

高田本山専修寺は津市一身田町にある真宗高田派の総本山です。約3万坪の境内にそびえ立つ御影堂と如来堂は東海地方随一の規模と構造を誇っています。昨年の10月、この2つの建物が国宝に指定されました。重要文化財の指定を受けている建築物は山門、唐門、鐘楼など9つにのぼります。声高に宣伝されないのであまり知られていませんがそれは見事な寺院建築です。今回は詳細に高田本山専修寺を紹介します。

4月16日~30日放送 「高田本山専修寺と寺内町」〜穀雨の頃〜

前回に引き続き高田本山専修寺の庭園や三重県指定の史跡・名勝に指定されている庭園と茶室を紹介します。この茶室は千利休の長男 道安と織田信長の弟である有楽斎が中心となって作られたものと伝わります。庭を巡って西側に出ると絢爛たる重文の御廟拝殿があります。唐門透塀も一見の価値ある重文です。ゆっくりと巡った後は、お寺を中心に発達した一身田の町を歩いてみましょう。寺内町といわれ昔ながらの面影があちらこちらに残っている様子をたずねます。