8月放送内容

8月1日~7日放送 「白露」(九月八日~九月二十二日) ~秋半ば、野草に露が下りる~

9月の8日からは白露(はくろ)といいます。今年は中秋の名月もこの日です。ススキや秋草を飾り、十五個のお団子、里芋枝豆、柿、梨などの山や野の幸を供えてお月見をします。日本人は月がことのほか好きで、十五夜の前後の月にも名前をつけて、それぞれに愛でました。今回は伊勢地方の秋に行われる風習などを紹介します。

8月16日~23日放送 「秋分」

9月23日からは24節気の秋分、この日を境に昼が短くなります。暑さ寒さも彼岸までといわれるように随分と過ごしやすくなるこの季節、伊勢神宮では舞楽が一般公開されます。緑の山々をバックに雅楽の音にのせて雅やかに舞う様子は古の日本に戻ったようです。今回はあまり知られていない曼珠沙華(まんじゅさげ)の群生など秋分の五十鈴川(いすずがわ)付近の楽しみ方を紹介します。