2019年1月19日・20日・26日・27日放送 第44回日本ケーブルテレビ大賞 受賞作品

番組アワード受賞作品

『第44回日本ケーブルテレビ大賞番組アワード』より、「グランプリ総務大臣賞」をはじめとした受賞4作品を放送します!

★ グランプリ 総務大臣賞

激流と闘う乙女たち ~ 栄光への軌跡 ~ 制作/ケーブルテレビ徳島・池田ケーブルネットワーク

2017年10月、日本で初めて徳島県三好市でラフティング世界選手権が開催されました。
ラフティングとは、「ラフト」と呼ばれるゴムボートを川に浮かべ、チームで操り急流を下るウォータースポーツです。
舞台は四国三郎とも呼ばれる日本三大暴れ川の一つ吉野川。「瀬」と呼ばれる激流ポイントがいくつもあり、落差は大きいもので2メートルを超えます。
その激流で世界の強豪たちに挑むのは日本代表チーム「ザ・リバーフェイス」。
メンバーは、吉野川に魅せられ、全国各地から徳島に移住してきた女性8人です。地域の人々に支えられての日々の練習。その姿に憧れて世界大会初出場を果たした地元女子ユースチーム「TRAKT」の奮闘と成長。激しい戦いが繰り広げられるレースラフティングの世界で勝ち抜く、彼女たちの強さの秘密に迫ります。

【放送日時】1月19日(土) 21:45~22:45

★ 準グランプリ

かえる先生のいきもの交遊録 制作/長崎ケーブルメディア

カエルを愛し、「かえる先生」の愛称で親しまれてきた松尾公則先生は、37年間の高校教員生活を終え、現在大学の講師として働きながら、長崎県のいきものを調査・観察しています。そんなかえる先生と長崎のいきものを見つめるシリーズ番組「かえる先生のいきもの交遊録」。月に1度、長崎に住む生き物を中心にテーマを絞り、その生態について紹介しています。今回は我々が取材したかえる先生の7年間の活動を総集編としてまとめました。7年間の番組制作を通して、かえる先生や、かえる先生の生き物研究仲間である人たちから話を聞くと、我々が思うよりもずっと身近に色々な生き物が住んでおり、ずっと昔から長く生活してきたことがわかります。しかしそんな生き物たちは、我々人間が住みよく土地を開発する中で、生活環境を奪われたり、はたまたペットや食用にするため持ち込まれた外来種によって生態系が乱れたりと、危機的な状況にあるものも少なくありません。番組を通して、生き物が自分たちの身近なところにいることを示し、人間の営みが生き物たちにどう影響しているのかを伝え、環境について見つめ直すきっかけとなればと考えます。

【放送日時】1月20日(日) 21:45~22:45

★ コミュニティ部門 優秀賞

完全アポなし撮って出しTV!見聞まま 制作/伊豆急ケーブルネットワーク

「完全アポなし 撮って出しTV!見聞(みき)まま」は、伊豆に住む人々の「飾らない今」をアポなしインタビューして、見たまま、聞いたままお届けする人情物語です。町で出会った気になる人に所構わずインタビュー!ご出演の皆様の人柄が溢れ出す15分番組です。番組は毎週更新。一日5回・毎日放送しています。 個性溢れる5人のスタッフが2人一組で完全アポなしロケを敢行。 断わられるのは日常茶飯事、どんな展開になるのか全く予測がつかないのが、大変でもあり面白いところでもあります。2016年4月4日の放送開始から3年目に突入し、出演者も180名を越えました。年2回実施している「番組認知度調査」では、実に加入者の6割近くが番組を見たことがあると答え、地元での認知度はずいぶんあがってきました。「見聞まま見てるよ!」と声をかけられるのが、スタッフの最大の喜びです。

【放送日時】1月26日(土) 21:45~22:45

★ 4K部門 4K大賞

URAKATA/裏方のプライド 制作/ケーブルテレビ富山

世の中には様々な職業がありますが、人目に付かない場所でコツコツと働き続ける人たちがいます。いわゆる「裏方」と呼ばれる仕事です。黙々と自分の技と魂を賭けて仕事に打ち込むその姿は、周囲の人の心を奮い立たせます。この番組は、日本の美学ともいえる「裏方」にスポットを当て、働く目的と喜びをリアルに描いたドキュメンタリーです。地上40メートルの運転席から海上輸送を支える「クレーン運転士」、手の感覚を頼りに滑りやすいスキー板を仕上げる「チューンナップ職人」、舞台袖からステージ上の主役に照明を当て、出演者と観客に夢の時間を提供する「舞台技術者」など、様々な分野のプロフェッショナルに密着しました。富山の裏方たちのゆるぎない“プライド”を4Kのリアルな映像と独特のテーマ性で描きます。

【放送日時】1月27日(日) 21:45~22:45