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修学旅行で「お金の学習」 |
小学校の修学旅行。子ども達はワクワクドキドキ。
歴史や文化を学び、集団生活や協調性を学びます。そして「お金の学習」
修学旅行に持っていく「おこづかい」をどのように渡したらいいのでしょうか?
修学旅行の持ち物のひとつに「おこづかい」がありますよね。
修学旅行では買い物をする時間があります。
おこづかいの使い方を学習するのです。 |
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◆ルールを守る
各学校で決められたルールがあります。
例えば、
余分にお金を持って行かない。
指定したお店で買い物をする。
買い食いをしない。
有料のアトラクションで遊ばない。
など、決められたルールはきちんと守りましょう。
◆決められた金額の範囲内で買い物をする。
たとえば5000円と決められていたら、5000円の範囲内で買い物をすることを学習するのです。
欲しいものを欲しいだけ買っていては意味がありません。
足りないといけないからと余分にお金を持たせる保護者の方がたまにいますが、心配しなくても大丈夫。
もしも、お金が足らなくなったとしても、ちゃんと旅行は続けられます。
ご飯は食べれるし、みんなと一緒に旅館に泊まることもできます。
ちゃんと学校に帰ってこれます。
自分の子を信じて、決められた額のおこづかいを任せてください。
◆予算をたてる
さて、おこづかいで何を買うのでしょうか?
その場その場で欲しいものを衝動買いしていたら、あっという間にお金はなくなります。
何が欲しいのか?誰のお土産を買うのか?
事前に予算を立てることが大切です。
買い物リストを作るといいですね。
◆こづかい帳をつける
実際に買い物をしたら、こづかい帳をつけましょう。
うまく買い物ができたかどうか、振り返りをすることが大切です。
小学校の修学旅行で初めて大金を任されて、自分の意思で買い物をするという子が多いと思います。
お店の人とのかかわりの中でありがとうと言えれば、気持ちよく買い物ができます。
日頃、お世話になっている人へのお土産を選ぶとき、その人のことをどれだけ考えられるでしょうか。喜んでもらえるものを選びたいですね。
そして、修学旅行の思い出として、その時、その場所でしか買えないものもあります。
そこでしか売っていないものは戻って買うことができません。
旅行中のマナーを守り、いっぱい学んで、いっぱい楽しみ、いっぱい思い出を作ってきてほしいものです。